今年度の入塾の基準について

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教室長ブログ

少し前にもお話させていただきましたが、今年度はさらに入塾の基準を設けております。

(※これはブログでお伝えするような内容ではありませんので、いずれ正式にホームページにて記載いたします)


これまでは漠然と、『新規ご入塾は高校2年生の12月まで』という基準のみでした。


今後ですが


①西尾市内の中高生、または学校からの帰り道に当塾がある場合、最低でも週2で自習に来ること
(※なお、偏差値70以上を維持している高校生についてはその限りではありません)


②自習に来たら、必ず2時間は勉強をすること

(※基準を満たすためだけに、ちょこっと自習に来て1時間程度勉強して帰るというのはやめてください)

③中学生の場合、偏差値60以上の高校を目指していて、内申点が30以上であること

(※必然的に、西尾市内ですと最低ラインが西尾高校ということになります。
なお、『目指していること』が前提です)




もう少し詳細なものを付け足す可能性がありますが、今のところはこういった感じです。



一見厳しそうではありますが、『目標のために一生懸命頑張ること』、これが条件です。


私たちは『偏差値65以下の中高生はお断り』などと言っているわけではありません。



偏差値は低くてもいいんです。


その代わりに、とにかく『できることを一生懸命頑張る』、その姿勢だけを求めています。



自分の目標のためにすら頑張れない生徒は、他塾で頑張ってください。



また、部活動を理由に自習に来られないという中高生も結構です。


ぜひ、部活動を頑張るべきです。


私自身野球部員でしたので、大きな目標のために部活動に打ち込むことそのものは素晴らしいことだと思っています。


ただし、勉強を頑張れない理由を部活動にするような精神性では、大学受験で成功することは難しいです。





『受験勉強が大変なんですけど、部活動も頑張りたいんです』ならまだ分かります。



しかし多くの高校生が、『部活動が忙しくて課題をやる暇がない』というのです。



勉強を圧迫するような部活動など百害あって一利なしですので。



しかしですね、ほとんどの場合そんなことはないです。


スマホにせよゲームにせよ、削るべきものは山ほどあるはず。



自習に来ない中高生に限って、それらは排除せずに真っ先に『学習時間』を削るんです。




かつて何度も申し上げてきましたが、当塾にはこんな女の子がいました。

①高校は名古屋市内の私立高校

②剣道部に所属し、最後は主将

③部活動を終えて自宅に帰ってくるのは20時過ぎ、そこから毎日自習

④定期的に英語の弁論大会に出場していたため、その時期は夜中の2時まで原稿や資料作成

⑤朝5時起床、朝練と朝勉


ここまで頑張ってくれとは言いません。

ここまで頑張ったら、本当に体調を崩してしまいますので。

実際のところ山口は、この女の子に対しては『ちょっと頑張り過ぎだから休みなさい』と言って2か月休塾してもらいました。



またこの子が自習室で少しだけ…ほんの少しだけ眠気でガクンとなったときも、心を鬼にして『今日はもう帰りなさい』と伝えさせていただきました。


よほど悔しかったのか、涙を流しながら帰っていきました。



そんな彼女ですが、最後は立教大学の異文化コミュニケーション学部に合格しました。




だらけている生徒がいると、こういう本気で頑張る塾生に迷惑がかかってしまいます。



もちろん、本気で頑張る塾生のお父様お母様も、そういう塾生たちが集まっている空間そのものに信頼を置いていただいているはずです。



極端な例を挙げるならば、この教室にひとりでも、西尾駅やヴェルサウォークで大はしゃぎしているような高校生がいたならば、今当塾に来てくれている塾生たちに、うちは選んでいただけていないと確信しています。




もう一度念を押させていただきますが、うちが重要視しているのは成績や偏差値ではありません。



もしうちが偏差値や成績を重視していたなら、偏差値が40前後だった貴哉君(※現当塾講師)の入塾はお断りしているはずです。



月並みですが、当塾が求めているのは、『自分が掲げた目標のために、一生懸命頑張る姿勢』、ただそれだけです。






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