西中3年生の女の子、学年11位おめでとう!(※ものすごい問題集をゲットしました!)
なかなかどうして各高校、7月の模試の結果を配ってくれないようでして、しばらくの間は中学生のみなさんの素晴らしい結果を報告させていただきます(※なお、岡崎高校1年生だけは、7月の模試を受験しておりません)。

なんと国語が学年1位!
いや~すごくないですか?うちの塾生のみなさん。
ちなみに山口の持論ですが、『国語はできてもできなくてもどっちでもいいけど、国語ができる生徒はすべてに強い』と思っています。
彼女をはじめとして、うちの塾生(中学生)の強みは『5教科満遍なく強い』ですね。
うちは中学生・高校生共通して、『受験で一番重い英語と数学の指導に力を入れている塾』、なのですが、だからと言ってその他の教科を疎かにしているわけではありません。
もちろん、全教科の対策をやります。
ただ、少々乱暴なことを言わせていただくならば、『大学受験の可否は英語と数学で決まる』と言っても過言ではありません。
英語と数学が他教科を補うことはあっても、その逆はあり得ません。
そして、この2教科の対策(※プラス読書)だけは、中学校の頃からしっかりと積み上げておく必要があります。
そんな彼女に対して、山口から特にアドバイスすることはないのですが、もっと全然リラックスしてもいいかな?と思います。
女の子あるあるなのですが、まあ世の中総じてですが、男の子よりも女の子の方がしっかりしていて、危機感を持っている子が多い気がしますね(※もちろん、これは山口の主観です)。
山口家なんてまさにそうで、自分なんて危機感の欠片もなく、毎日楽しく過ごしておりますが、奥様は20年後、30年後を見据えて、日々のやり繰りをやってますんで。
今回紹介させていただきました女の子も、普通に考えれば充分に満足のいく結果だと思うのですが、まだまだ納得がいっていないようでした。
でもそういう受験生は本当に強いんですよね。
公立高校入試はもちろんですが、その後の大学受験、社会に出てからも常に危機感を持って対応できるんです。
余談ですが、大学受験において第一志望に合格できるか否かの重要な要素の一つが、『正しい危機感を持てるのかどうか?』だと個人的に思っています。
正しい危機感を持っていれば、何が必要で、どのように学習に取り組んでいけばよいのか、自分でしっかりと理解ができて、実際にきちんと行動に移していけます。
その理屈で行けば、彼女はきっと公立高校入試もうまくいくでしょうし、正直どんな高校に通ったのだとしても、自分自身で大学受験の勉強にきちんと取り組んでいけるものと確信しております。
※今回思うような結果が出せなかった中学生諸君、結果そのものは気にすることはありません。
しかしテスト直しだけは、自分の理解が100%になるまで、5周でも10周でもやること。
それでも分からなければ、うちの先生たちに質問すること。
今の結果は気にしなくてもよいですが、テスト直しに全力で向き合えない受験生は、第一志望の合格率を大幅に下げてしまうことだけははっきりと伝えさせていただきます。
【ものすごい問題集をゲットしました】
どうやら今年の京大チャレンジャー、篠原先生によると、『もうすぐ(数学は)過去問20年分終わっちゃいますね』、とのこと。

・・・うそやん。
まだ国公立二次本番まで5か月以上あるのに・・・(逆に言えばそれだけしかないとも言えますが)
そんなわけで、(どうしよう、どうしよう!?)と右往左往していたのですが、ネットでものすごい問題集を発見!

なんと過去50年分!
うちにも直近の20年分は用意してありましたので、実に『55年分』ですね(・・・ということは、当たり前の話ですが、1971年に受験した先輩は、現在72歳ということですね。そう考えると感慨深いものがあります)。
しかもこちらの問題集、今はなき『京大後期分の過去問』も用意してありますので、合わせて『70年分以上の過去問』を確保できたのです!
ただ引っかかるのは、出版社が『東京出版』ということ。
う~ん・・・山口生粋の駿台信者なので、解説とか大丈夫なのかな~と思って篠原先生に確認したところ、
『あ、大丈夫です。問題さえあれば(※あとは解説なんてなくても自己完結しますので、という意味なのだと思います)』
きーっ!
自分も言ってみたい!!
そんなわけで早速手元に用意したのですが・・・
この問題集凄すぎる!

なんと謎に、京大受験生による全試験の受験報告が載っているのです!
そしてこの問題集の前任者の書き込みが・・・

『ココまで手動かしてみよ!』、熱いですね~。
そして『ド・モアブルの定理』ですか、なんだろう?ドラえもんの友達かしら??
というわけで、今年も石橋を叩いて叩いて、その上からさらにコンクリートで固めて渡るくらいの万全の準備ができています。
もちろん、英語もですね。
山口は文理問わず、『英語と数学を制するものが京大受験を制す』と思っています。
難関大を受験するみなさん。
みなさんが受験する予定の大学の過去問は、『最低でも20年分はやりこむこと』。
見れば分かりますが、各大学まったく傾向が違います。
難関大はすべて、『うちに合格したいのであれば、うちの問題は穴が開くほど目を通して願書を出しなさい』、と言っているのです。
そして言わずもがな、その対策には膨大な時間がかかります。
蒸し返すようですが3年前、西尾高校から京都大学を4名受験して、4名とも不合格でした。
言うまでもなく、『京大の二次対策が不十分だったから』、です。
それ以外にあり得ません。
しかも『4名も受験した』、ということは、恐らくですがこの4名、共通テストで『(不運にも)85~90%くらい取れちゃった受験生』、なのだと思います。
そうすると共通テストで『B判定くらいが出てしまう』んですね。
真相は分かりませんが、恐らく担任の先生に、『京大でB判定出てるんだから挑戦してみよう!』、などとそそのかされたのかもしれません。
いや、これに関しては憶測というよりほぼ確信に近いものがありまして、当塾に在籍していた『西尾高校3年5組(理系特進)』の岩倉先生から同じような話を聞いたことがあるんです。
はっきりと申し上げておきますが、京大に限らず、超がつくような難関大学の対策は、1ヵ月やそこらでは絶対に終わりません。
うちの塾生級に偏差値も維持できている受験生が、年単位で計画的に取り組んで、はじめて勝負の土俵に立てるんです。
『4名挑戦して、4名とも不合格だった』、とはそういうことです。
とまあそんなわけで、いよいよ共通テスト本番まで『あと4か月と少し』、国公立二次については『5か月ほど』となりました。
3年生のみなさん、悔いを残さないように、全力を尽くし切ってください。
厳しいようですが、山口は『息抜きも大切』なんて言いません。
みなさんの息抜きは、『LEAPを眺める』、です。
スマホじゃないですよ!
みなさんが一番行きたい大学へ合格してから、存分にやりたいことを楽しんでくださいね!