だから余計なことは言わんといて!(※すぐに消してしまうブログ)

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教室長ブログ

ちなみにここ最近、書いては消してしまうブログがあるわけですが理由はただ一つ。


スマホなどで当塾のホームページを開いたみなさまの目に飛び込んでほしいのが、当塾の塾生の素晴らしい結果であってほしいからです。


山口がぴーちくぱーちく喚いている駄文なんて読んでほしくないわけですが・・・。


もう毎年あるあるで本当に許しがたく、度し難いのですが、公立中学校の先生方、『お願いだから余計なこと言わんといて!』


先生、あなたの無責任な一言で、目の前の生徒の人生が変わってしまうかもしれないですよ?




【当塾の藍里先生のお話】


今年度、某プライム企業の内定を勝ち取った榊原藍里先生のお話です。

先日ネットで新入社員の懇親会があったのですが、周りは東大生や京大生ばかりだったのだそうです。


そんな藍里先生ですが、当塾には中学2年生の冬から高校卒業まで通い続けてくれて、私の力不足で第一志望の大学には合格させてあげられなかったのですが、南山大学で充実したキャンパスライフを送り、見事とある超有名企業の内定を決めたのでした。


とっても嬉しいことに、『あの時第一志望(地方の国立大学)に落ちてよかったです。』『最高に楽しかったです!』と言ってもらえて、山口もほっと胸をなでおろしたのでした。



そんな藍里先生なのですが、当塾に入った頃は吉良中学校で学年真ん中くらい。


数学が大のニガテで当塾の入塾を決めてくれたのでした。


その後はあれよあれよと成績が上がり(めちゃくちゃ努力してましたので)、いよいよ藍里先生の第一志望である西尾高校を狙えるところまでたどり着いたのですが・・・。



吉良中学校の担任の先生の言葉は本当にひどかった。



『西尾高校は厳しいから吉良高校にしたらどうだ?』



いやあんたね・・・、藍里先生の何を見てたの??


めちゃくちゃ頑張って、吉良中の学年上位20位に入ってましたやん。


そりゃね、もしかしたら西尾高校落ちるかもしれないよ?


でも落ちたっていいじゃないですか、藍里先生が自分の目標のために、自分の意志で全力で頑張ってきたんだから。


それなのに、一番信頼を寄せられているはずの担任の先生が、背中を押すどころか『目標を下げろ!』とか正気とは思えません。


藍里先生のお母様だって、『藍里が一生懸命頑張った結果ならどこでもいいんです。』って言ってたやないですか。



そんなわけで藍里先生は見事に第一志望の西尾高校合格。


しかしながら西高の4月の実力テストでは学年358位(360人中)ということで、(ほんまにギリギリの合格やったんや・・・)とちょっとだけ肝を冷やしました。




でもそんな藍里先生だから、西尾高校に入ってからも水泳部に所属しながら毎日自習室に通い続けて、最後は西尾高校の学年80位以内をキープするところまで成績を上げたのでした。



先ほど申し上げました通り、目標のために自分の意志で一生懸命頑張る藍里先生ですから、彼女が第一志望の大学に合格できなかったのはすべて山口の責任です。



今でも覚えていますが、大学入学共通テストを終えた翌日、西尾高校で自己採点をした直後に、震える足で当塾に来てくれたんです。


藍里先生の涙が止まらなくて・・・。


それでも、気持ちを奮い立たせて、最後の南山大学受験に向けて全力で勉強に向き合ったんです。




こんなこと言うのもなんですが、藍里先生が南山大学に合格してくれて本当によかった。


おかげさまで当塾に来てくれて、今までにたくさんの塾生の成績を上げてくれたのですから。



一生懸命努力することの大切さを知っている藍里先生だからこそ、自然に生徒のみなさんにもその大切さが伝わるのだと信じております。





(ラオスで恵まれない子供たちのために、ボランティア活動に力を尽くす藍里先生)

※ちなみに余談ですが、藍里先生が所属している『東海SIVIO』という団体は、ラオスの子どもたちに勉強を教えるだけでなく、募金で集めたお金で現地にたくさんの小学校を設立しています。

そんな優れた人財なのですから、企業が欲しがるのも納得ですね)




当時藍里先生を担当していた担任の先生、タラレバの話なので実際のところ分かりませんが、あなたの一言で藍里先生が吉良高校に進んでいたらどうなっていたのか・・・恐ろしいと思いませんか?



本当にしつこいようですが、こんなに努力できる藍里先生なのですから、たかだが公立高校入試ごときで失敗しても、その先なんぼでも立ち上がれます。


逆に、本来挑戦できたはずなのに、目標を下方修正するような癖をつけてしまうと、その先の大学受験・就職活動・仕事・結婚生活、すべてに妥協するような『無理無理星人』になっちゃいます。




【もちろん、誰にでもあてはまるわけではありません】

そんな山口でも、本当に全力で頑張っていない人間に対しては、『君の努力に見合った高校(大学)を選びなさい』と言います。


そんなの当たり前やないですか。


努力もしていないのに『○○高校に行きたいんです!』『△△大学には行きたくないんです・・・』なんていう受験生は、挑戦する資格すらないと山口は思っています。



例え当塾の塾生じゃなかったとしても、適当に頑張っている塾生と、本気で一生懸命頑張っている他塾の塾生なら、私は後者を応援します。


というより、できれば前者にはご退塾願いたいとすら思っています。


よその塾で頑張ってください。



まあそんなことはさておきですね、公立中学校の先生方、本気で一生懸命頑張っている生徒さんには『君なら大丈夫!頑張れよ!!』って言ってあげてくださいよ。


なんですか?高校から賄賂でももらってるんですか??


もう一度言わせていただきますが、『あなたの無責任な一言で、目の前の生徒の人生が決まるかもしれない』んです。



みなさんは『先生』と呼ばれる立場にある影響力の大きい人物なのですから、ご自身の言動には責任を持っていただけたらと願っております。


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