学校の先生

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雑談

『カレーをやめます!』

 

う~ん・・・どういう倫理観なのでしょうか?

 

今世間を騒がせている某小学校の教諭間のいじめ問題。

 

給食のカレーに罪はありませんからね。

 

むしろ休職中の彼(カレ)ーらにこそ罪があるわけで・・・。

 

 

恐ろしいことに、保護者のみな様は無条件に学校の先生を信じるしかありません。

それは小中学生も同じこと。

 

子どもの頃というのは、警察官や学校の先生に悪い人なんて1人もいないと盲目的に信じ込んでいました。

 

山口自身も中学2年生の頃、当時担任だった数学のM田先生に、『おまえみたいなバカは学校に来なくていいぞ。』『おまえのバカがうつるから周りに迷惑をかけるな。』と言われ、申し訳なさそうにきまりの悪い笑みを浮かべる他はありませんでした。

 

他人のせいにしてはいけませんが、成績が学年ビリになったのも、未だに数学がニガテなのも、M田先生のせいではないかと今でも思います(母に『先生のせいにしちゃいけない。全部あんたの責任。』と言われ、当時はしぶしぶ納得しましたが・・・)。

 

 

つい最近、当塾の塾生でも学校の先生に心ない指導を受けた女の子がいました。

 

半年ほど前のブログでもご紹介いたしましたが、大逆転で西尾高校に合格した女の子、中学2年生の頃は5教科350点くらいで、特に数学は大のニガテで西尾高校の受験は相当厳しい状況でした。

 

しかし彼女自身自分の将来の目標を見つけ、絶対に西尾高校に合格するんだという強い決意のもとに猛勉強を始めたのでした。

 

かくして彼女の成績は、少しずつ・・・本当に少しずつ伸びて、最終的には420点ほど、一番ニガテだった数学が一番の得意教科に変わったのでした。

 

しかしながら、今でも覚えているのですが、中学3年生の12月の三者面談で彼女はこう言われたのでした。

 

『西尾高校は無理だから○○高校にしなさい(3ランクしたの公立高校です)。』

 

もう本当に耳を疑いましたね・・・。

 

子どもがですよ?

 

一生懸命目標を見つけて、自分の意志で猛勉強をはじめて、実際にしっかりと結果も出した中学3年生の女の子に、『君の力じゃ無理だから、現実を見て挑戦を諦めなさい。』と言ったのですから本当に恐れ入ります。

 

先生、あなたの夢じゃないんです。

他でもないSさんの夢なんです。

 

学校の先生であるあなたが『大変かもしれないけどよく頑張ったもんな!西高に向ってあと少し頑張れよ!』の一言を言わなくてどうするんですか?

 

困難にぶつかった時に諦めてしまう子どもを育てたいんですか?

 

言うまでもありませんが、山口は『そんなの聞かなくていいから西高受けよう!』と言いました。

 

もしも落ちたら責任が取れるのか?と思われるかもしれませんが、誤解を恐れずに言えば落ちてもいいんです。

それが本当の本当に、自分の全力を尽くしたのであれば。

 

これは結果論で言うのではなく、仮にSさんが西高に合格していなくても、絶対にその後の人生では成功すると確信できていますから。

 

一番いいのは一生懸命頑張って合格すること。

その次に良いのは、一生懸命頑張って試験に落ちることです。

 

誤解を恐れずに言えば、たとえ第一志望に合格したとしても、それが全力を尽くした結果でないのであれば、それほどの価値はありません。

 

・・・とまあ学校の先生に対して多少辛口になってしまいましたが、もちろん素晴らしい先生だっています。

 

これも一度お話した内容ですが、現刈谷高校2年生の男の子(先日の成績優秀者発表でご紹介した塾生です)、山口は中学校の課題そっちのけで高校の単元をガンガン進めていたのですが、その中学校の先生はそれを学校の宿題として認めてくれたのです。

 

もう涙が出るほどありがたかった・・・。

 

中学校の先生からしたらおもしろくないと思うんです。

 

何せ、自分たちが進めている計画を度外視して、知らないところでどんどん先に進められているのですから。

だけど彼の場合、高校の内容を教えても、吸収できるだけのやる気があったので、何も杓子定規に公立の中学校のカリキュラムに合わせる必要はなかったのです。

 

もっともっと難しいことができるのに、『カリキュラムだから』という理由で抑えつけられている状態だったのです。

 

分かりやすく言えば、野球でいうキャッチボール。

キャッチボールはもちろん野球の基礎にして、最も重要な練習なのですが、『大事だから』という理由でキャッチボールしかしていなかったようなものです。

 

キャッチボールはもちろん大切ですが、それではピッチャーが投げる球を打てるようにはなりませんし、守備そのものがうまくなるわけでもありません。

 

子どもは100人いたら100人、夢や目標はもちろんのこと、思考や性格も違うのです。

先生の何気ない所作が、目の前の子どもの将来を決めてしまう可能性だってあります。

 

何を町の塾講師が偉そうに・・・と思われるかもしれませんが、今回の教師間のいじめ問題を対岸の火事とは思わず、明日は我が身と思い真摯な気持ちで生徒達に接してほしいと切に願います。

 

次回こそ必ず成績優秀者発表やります!

もうたくさんたまっていまして・・・。

 

いつもご協力ありがとうございます。

 

 

 

 

 

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