成績が上がらないのは100%自分の責任だと思ったほうがいいです。
さて、普段のブログでは割と公立の中学校や高校に対して懐疑的な意見を述べておりますが、それは山口が塾の講師であって、中高生寄りの立場にあるからです。
しかしながら。
客観的に言わせていただくならば、成績が上がらないのはどう考えても本人の努力不足です。
中高生諸君、冷静に考えて見てほしいのです。
野球がそんなに強くない高校に進学していて、大して練習もしていないのに、『自分が野球がうまくならないのや、甲子園に出れないのは、学校や監督のせいなんだ。』って同級生が言ってたら、(何を言っているんだ!?)と思うでしょう?
野球がうまくならないのも、そんな高校を選択したのも本人の責任です。
誰のせいでもないですからね。
自分は塾生に、『英語の成績を上げるためには、英単語を絶対に覚えないといけない。』と伝えていますが、もし万が一にも『塾の指導が悪いから英単語が覚えられない。』なんて中高生がいたら、おそらく当塾をやめてもらってます。
『英文法が理解できません。』は100%当塾のせいにしてもらっていいです。
マンツーマンの指導で文法が理解できないなどということがあっては絶対にいけませんし、それはただ単に、当塾の講師の指導力不足です。
でも、英単語が覚えられないのを塾や学校のせいにしてもらってはたまったものではありません。
それはただただ学習者の努力不足ですから。
毎日毎日英単語を隅から隅まで目を通して、覚えられない英単語は付箋を貼ったりしてチェック、それでも覚えられなければ文章に書いて音読して、寝る間には5分単語チェック、そこまでやって覚えられないのであれば、悪いことは言いません、大学受験は諦めた方がいいです。
でもやってないんですよ。
そこまでは。
そこまでやっていないのに、『うちの高校の先生は教えるのが下手だ。』なんて平気で口にしてしまうのです。
そんなのね、大して練習もせずに野球弱小校に進学して、ぶーぶー文句言いながら練習している野球部員と一緒です。
少なくとも、そんな彼らが成長する可能性はゼロだと思いませんか?
当たり前ですが、成績が上がらなかったときに『勉強時間が足りなかったのではないか?』『今回テストの結果が悪かったのは、自分の勉強の仕方に問題があったからじゃないのか?』と自問自答できる中高生の方が、結果を出せるに決まっています。
山口は今、『みんなの高校情報』というサイトを見ておりますが、そこでこんなことを書いている高校生がいます。
西尾市内のとある公立高校です。
『教えるのが下手な先生の授業を朝から受けるのはきつい。小テスト、追試課題が多い。とにかく勉強をやらせてる感がすごい。課題は週末課題という無意味なものが出る。学習記録という意味のないものを書かされる。…』まあこの後も長々と彼の愚痴は続くのですが、それはそういう高校を選んだ、というよりも厳しい言い方をさせていただくならば、ここに行かざるを得なくなってしまった君の中学時代の学習に責任があるのでしょう?
そして、この高校の先生がこれだけ厳しい課題を課しているのは、ほっとけば君たちが勉強しないからです。
ただそれだけ。
高校の先生方が嫌がらせでやっているわけではありません。
むしろ先生方は、公務員なので本来であれば余計な仕事はする必要がないのです。
自分達の勉強不足、努力不足を棚に上げて、学校や先生の文句を言うなんて本末転倒でしょう?
あ、授業が始まりますので続きはまた今度!