来週模試を控えている刈高1年生諸君へ

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教室長ブログ

今日とある西高1年生の女の子の授業で、本日の模試(英語)を見させていただきました。



!?


ほんのちょっと前にブログで紹介したやつがまるごと出とるやんけ!


いや~これはめちゃくちゃ嬉しいですね。



”当然”うちの塾生は全員正解してますね。


ブログは見てないかもしれませんが、毎週の宿題の中で『100%見たことがあるやつ』なので。


とはいえ、それは山口がすごいわけでも何でもないんですよね。



僕なんて市販の問題集をカタカタコピーしてみなさんに渡しているだけなんで。


ただ、模試や実際の入試で出題されるものって、もう手垢がつくほど使い古されていて、『出る問題は決まり切っている』んです。



出ると分かっているんだからちゃんと勉強してね!




・・・と思いつつ、今日体験授業があった刈谷高校の女の子に、うっかり『〇〇が出てたけど解けた??』と聞いてしまった愚かな私。



きょとんとしている彼女を見て気づきました。



!!!


しまった!


刈谷高校が模試受けるのは来週やんけ!




と、いうわけで来週模試を控えている高校生のみなさん。


山口のここ最近のブログに登場したとある英文法が『まるごとそのまま出題されます』。



ヒントはここまでということで・・・。




【ガラガラの教室】


今日は共通テスト初日ということで、当たり前の話ですが高校3年生はひとりも来ていません。


いや~・・・こんなに寂しい??


毎年のことだからいい加減慣れてほしいところですが、ものすごく寂しいですね。



きっと月曜日にはまたみんな来てくれるのでしょうが、それにしたって二次試験が終わればみなさんとはお別れですからね・・・。



みんな、最後まで教室来てよ!





【お月謝】

いつも体験授業の度に、お月謝を伝えるときは緊張します。


うちは完全1対1のため、同じ1時間の授業であっても、多数の生徒からではなく、たったひとりの生徒から指導料をいただかなくてはなりません。


必然、お月謝は高くなります。



ですが私たちの授業は、そのお月謝に見合う、いや、それ以上の成果を出さなければなりません。


たとえば『1対3』の授業では、60分や90分という時間の中で、同時に3人を指導することになります。



もちろん、3人全員が均等に60分、90分の指導を受けられるわけではありません。



どうひいきめに見積もっても、ひとりが受けられる指導の時間は20分、もしくは30分となります。



たった一人の講師が、同時に3名の生徒を指導することは不可能だからです(※ちなみに山口にはできません)。


しかも、その3人は学年も、得意な教科も、不得意な教科も、学力も性格もまったく違う3人です。



そんな3人の人間を、たったひとりで同時に指導できるなんて思っているのであれば、それは思い上がりというものです。




少なくとも私はそう考えております。



ましてや、難解な国公立二次試験の記述対策ともなれば、私たち指導者は大げさではなく、生徒の一言一句、一挙手一投足にまで目を配らなければなりません(※実際に山口は、授業中の生徒の目線を追って、英文のどこに注目しているのかまで確認しています)。



そこまでやってはじめて、その生徒が何を思い、何をニガテとしていて、これから先どのような対策が必要になるのかが分かります。




ちなみに私は凡人の中の凡人ですので、40人前後を目の前にして、全員がどこまで理解しているのかを把握し、一人ひとりに完璧にマッチングした指導をすることはできません。


ですから私たちは、泥臭く愚直に塾生一人ひとりに向き合い、みなさんが何を見落とし、どういった学習や復習が必要なのかを把握した上で、指導に反映させていく必要があります。




その指導と管理育成の対価が当塾のお月謝となります。



ゆえに、私たちのお月謝は(そんなにかかるの??)と思われるものではなく、(この指導内容ならば十分に金額に見合ったものだ!)と思っていただけるものでなければなりません。




もちろん、私たちの指導がこのお月謝に見合っているかどうかは、中高生のみなさん、そしてもちろん保護者様が判断するものです。




万が一私たちの指導が対価に値するものではないとご判断されるのであれば、その時は遠慮なくお払い箱にしていただいても大丈夫です。



・・・とは言いましたが、うちのお月謝って実は、大手学習塾や映像授業予備校と変わらないどころか、むしろ安いんですよね。



ちなみにですが、『授業はやらない!』と言っている某学習塾のお月謝ですが、



高校1年生・・・¥38,115


高校2年生・・・¥67,063

高校3年生・・・¥114,216



・・・月謝11万!?



いや、自分は高いことに驚いているわけではありません。


『授業をやらないのに、どこに11万円もの費用がかかるんだ?』ということに驚いているのです。


まあでも、その価値を決めるのは私ではありません。


塾に通う高校生、そして保護者様が『この塾の指導は11万円に見合っている!』と思うのであれば、他人がとやかくいう道理はありませんので。





【大学入学共通テストの受験者数が49万人】


ものすごい減り方です。


少子高齢化とは言いますが、これは恐ろしい・・・。


なお、浪人生の数も『ピーク時の3分の1』なのだそうで。


なのにここ最近では、どこの馬の骨とも分からぬ大学や専門学校が、雨後の筍のごとく乱立しております。



私個人は、『大学などどこでもいい』と思っています。


その大学で4年間(あるいは6年間)、何を学び、それを後の人生に活かすのかが大切なのであって、仮に超がつく難関大に入ったとしても、遊び惚けて卒業してしまっては何の意味もないと考えています。



しかし残念ながら世間はそう思ってはいません。



何年経ってもこれは変わりませんが、人事の人間はまず学歴でフィルターをかけます。




『うちには学歴フィルターは存在しません!』、なんて言っても、そんなこと分からないですからね。



本当にそう思っているのであれば、企業は『うちに提出する履歴書には、学歴は書かなくてもよい』としてもよさそうなのに、そうではないところを見ると、なんだかんだと学歴は重視しているんです。


それはうちのような場末の零細個人塾でもそう。


きれいごとは抜きにして、『講師の学歴は重要視』しております。




そうなってくるとみなさんは、やはり少しでも箔をつけなければならない。


せっかく入った大学が、20年後30年後には無くなっていた・・・では何のために一生懸命受験勉強を頑張ったのか、何のために高い授業料を大学に払ったのか、分からなくなりますからね。





塾の人間である私がこんなことを言うのもなんですが、大して目的も持たず、大して努力もせず、とりあえず適当な大学に通うくらいなら、大学なんて行かず手に職付けた方がいいです。



まだ社会経験を積んでいない中高生のみなさんからしたら、『いや、そんな将来やりたいこととか仕事とか、よく分かんないよ・・・』と思うかもしれません。



だからこそ、今一生懸命努力して、少しでも高みを目指してください。



当り前の話ですが、大学の難易度が上がれば上がるほど、そこにはより努力した人たちが集まっています。



そういう人たちと交流を深めてください。




残念ながらみなさんの世代は、非常に行きづらい時代になってしまいました。




ただでさえ働き手が少ないみなさんが、私たち多数の高齢者を、みなさんの年金で養っていかなければなりません。


政治が腐敗しきっていますので、せっかくみなさんが働いて手にするはずだったお給料も、どんどんかすめ取られてしまいます。



10年後、20年後に『そんなこと知りませんでした』は通用しません。


みなさんが今、ご両親が一生懸命全力で守ってくれている内に、社会へ出て行ってひとりで生きていける力を身に付けてください。



少なくとも知識というものが、みなさんの人生にマイナスに作用することはありません。



『こんなこと勉強しても、将来何の役にも立たないよ!』



そんなことは絶対にありません。


今一生懸命学ぶことで、みなさんの人生は確実に幸せなものになります。




それに大きな誤解をしている中高生が多いですが、受験勉強は苦行ではありません。



何かに一生懸命取り組み、理解し、できなかったことができるようになること、これは何にも代え難いほどの喜びです。



その喜びに早く気づいてほしいと切に願っております。


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