西尾中学校『学年3位』おめでとう!

いや~またまたすごい結果が出ましたね。
なんと3教科で満点!
しかし本人は国語の点数に納得がいかないようで、今回の掲載もちょっと渋っておりました。
いや、もう十分ものすごい結果ですやん。
そしてここにきて、過去最高の結果を出してくれました!
ただ当のご本人があまり喜んでおりませんので、いつもならここで山口が大はしゃぎしてしまうところなのですが、今回は控えめに・・・。
もちろん、彼には大きな目標がありますので、ここで大はしゃぎするのはもっともっと先の話なんでしょうけどね。
せっかくですので、今回思うような結果が出せなかった中学生のみなさんに向けてメッセージを送らせていただきます。
【勉強で一生懸命頑張った結果はすぐには出ないので期待をしないこと】
これは自論なのですが、『英語は誰がやっても100%成績が上がるけれども、ほとんどの場合すぐには結果が出ない』、ということです。
私個人は、受験英語の肝は『①語彙力②文法力③日本語の文章の読書量』と考えています(※もちろん、英会話はまた別の話になります)
事の是非はさておき、語彙力や文法力は達成度が50%になっても60%になっても、大して点数には反映されません。
なぜなら、例えば英単語を50%覚えたとしても、みなさんが覚えていない方の50%が出題されれば、それは0%と変わらないからです。
もちろん、覚えた方の50%がドはまりして100点取れちゃうこともあるかもしれませんね。
しかしそれはたまたま運が良かっただけで、本質的な力が身についたわけではありません。
文法にしたってそうです。
中途半端な付け焼刃の文法を身に付けても、それは大して役には立ってくれません。
そんなわけで、英語や数学などの重たい教科は即効性が非常に低く、『頑張っても頑張っても全然結果が出ない』ということが続くことが多いです。
それは人によりけりで、数か月で結果が出る中高生もいれば、山口のように数年かかっていきなり上がる場合もあります。
いずれの場合にしても・・・、特に後者の場合は、『結果が出ようが出まいが、ただひたすら継続すること』、これに尽きます。
もちろん中には、頑張ってもなかなか結果が出ないことに嫌気がさして、途中で諦めてしまう中高生もいます。
ただその場合、その後英語の成績が上がることは絶対にありません。
『ただただ愚直に継続すること』、それだけです。
私たち日本人は、10年以上かけて『日本語』という極めて不可解な言語に慣れ親しんだのですから、それとはまったく性質の異なる英語をマスターしようとするのであれば、時間と労力がかかるのは当たり前です。
それをたったの『数か月やそこらで爆発的な結果を出したい!』とムシのいいことを考えているのであれば、『英語は諦めて、他の教科を頑張った方がいい』です。
しかし残念ながら、どういうわけだか世の中のほとんどの大学が、受験科目に英語を設定しているので、英語を捨てるということは途轍もなく大きなハンデになってしまいます。
ただ山口がみなさんに念を押したいのは、『英語はきちんとやりさえすれば、誰でも100%結果が出る教科』ということです。
アメリカに行けばホームレスでも幼児でも、みんな英語ペラペラですから。
断言します、『英語…というか言語は、誰にでもマスターできますよ!』