必ず成績が上がる勉強法(2)

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教室長ブログ

さて続きです。

では具体的にどうするのか?

まず大前提として、『学習量を確保すること』です。

(なんだそんなことか・・・。)と思われるかもしれませんが、生徒諸君はどれくらい勉強しているのでしょうか??

 

 

もしも『ぼくは毎日3時間ずつ、本当に集中して勉強しています!だけどまったく成績が上がりません!』というのであれば、それは学習計画ややり方に問題があるのかもしれません。

しかし私はそんなあなたに、『じゃあ倍の6時間やろうか。』と言うと思います。

 

例えばFIXの英語主任の都築先生。

都築先生は『英語が大好き』という、まったくもって羨ましい先生なのですが、そんな彼女の話を聞くと毎回頭が下がります。

都築先生は高校の2年間をアメリカで過ごした経験を持っているのですが、その2年間毎日10時間英語の勉強をしたと言います。

当たり前の話ですが、アメリカで過ごしている間、日常生活はもちろんのこと、高校の授業も普通に進んでいくのです。

たった1人日本人の都築先生に合わせて、ゆっくり授業を進めてくれなどしません。

さらに英検の1級を取るために、1万語も2万語も単語を覚えなければなりません。

 

断っておきますが、生徒諸君がここまでやる必要はありません。

都築先生には都築先生の目標があり、そのためにこれだけの学習が必要だったというだけの話です。

理系を選択している高校生などは、そこまで英語に割く時間も労力もないでしょう。

 

また、こちらは元東〇ハイスクールの古文講師、野先生の経験談になりますが、元暴走族であった野先生は二十歳の秋口に受験を決意します。

その時の偏差値が30以下。

そこからわずか4か月で國學院大学に合格するのですが、その4か月間は『睡眠時間4時間』で勉強し続けたと言います。

これも断っておきますが、ここまでやる必要はありま・・・というか絶対にやらないでください!

ただし一つ言えるのは、吉野先生には『その学習が必要だった』ということです。

 

 

・・・さて、ここで本当の本題に戻るのですが、高い目標を掲げている生徒諸君、なかなか成績が上がらないと嘆いている生徒諸君は、本当に自分が納得するだけの学習をしていますか?

極端な話、目標がないのであれば、もしくは自分の目標を達成できるだけの学力があるのであれば、別に都築先生や吉野先生のような努力を重ねる必要はないと思います。

しかし高い目標を掲げているのであれば、もう一度自分に問いかけてください。

諸君はそこまでの努力をしたと胸を張って言えるのでしょうか??

努力の本質など比較するものではありません。

本人が『頑張った』というのであれば、それでいいと思います。

しかしもし受験までまだ時間もチャンスも残されていて、『自分はまだやりきっていない!まだ頑張れる!』と思うのであれば頑張りましょう!

 

 

さて、そんなわけで最後に私の話をさせていただきます。

以前にもお話しましたが、私は先に挙げた吉野先生ほどではないにせよ、高校3年生の春までは偏差値が40くらいでした。

しかも言ってませんでしたが、『勉強してなくて偏差値40』ではなく、『めちゃくちゃ勉強して偏差値40』だったのです。

ちなみにターゲット1900(英単語帳です)全部覚えてて偏差値40でした。

これはもう相当な苦しみです・・・。

『やれば上がる!』と言った私ですが、当時の私は『やっても上がらなかった』のです。

もうこんなこと言ってはいけないのですが、(自分はバカなんじゃないのか・・・)と思い込んでしまったほどでした。

 

これが学習の苦しいところで、学力はやればやった分だけ『右肩上がり』というわけではありません。

色んなものを積み重ねて積み重ねて・・・その間にたとえ成績が上がらなくても、自分を信じて頑張り続ける。それができれば『諸君の成績は絶対に上がる』と断言します。

ぜひ頑張ってみてください!

そしてもしそこまで頑張る自信がないのであれば、ぜひ一緒にとことん話しましょう!

 

そんなわけで最終的に・・・第一志望の関西学院は不合格だったのすが、同志社大学や立命館大学には合格することができました。

断言します。

私にできたのですから、諸君は必ずできますよ!

 

 

さて、そんな私の最近ですが、TOEIC900点オーバー、英検準1級を目指して勉強中です。

私の弱点は明確でして、圧倒的にTOEIC用の語彙力が不足しています・・・。

そんなわけで、過去問や模試を一通り解いてしまい、分からなかった単語を全てピックアップします。

 

 

 

 

ちなみによく見ると基本的な単語もあるのですが、2秒以内にイメージできなかった単語は『覚えていないもの』として認識します。

また、意味が分かっていたとしても、自動詞他動詞、不定詞を取る動詞か動名詞を取る動詞かの判断ができなかったものも、きちんと覚えられていない単語として認識しています。

このときもちろん、単語そのものを調べはしますが、日本語は書きません。

理由は二つ。

①いちいち日本語に訳して読んでいると時間が足りないから

②英単語の横に日本語を書いていると、後で確認した時に『覚えたつもりになっている』ことに気づけないから

です。もちろん単語帳や辞書、テキストなどには赤ペンや青ペンでチェックを入れていれます。

 

 

こうしておくと後で単語を調べたときに(・・・この単語調べるの3回目じゃないか!何やってんだ自分!)と気付くことができます。

そこまでしても覚えられなかった単語は、初めて辞書を引いて別のノートに例文を書きます。

それを何度も何度も・・・1週間の間に何十回も見直します(私は記憶力がそこまでよくないので、ここまでやらなければ定着しません)。

さて、先ほどのブログでも書きましたが、『人間の脳は忘れるようにできている』のです。

 

 

みなさんが覚えたものは、残念ながら1時間後には半分以上忘れてしまっているのです。

それを忘れないためのノウハウが私たちにはあります。

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