完全マンツーマンでしかできないこと(英語100点のTくん)
ゴールデンウィークも終わり、一気に気温が上がってきました。
最近はほぼ毎日、教室の窓を全開にして大掃除をしています。
うちの教室の大きな利点として、コンクリートの状態から全てを新しく作り上げたので、当然のことながら快適な空間になっています。
ぜひぜひ体験授業や学習相談で構いませんので、いつでもお気軽にご来校くださいませ。
さて、本日はタイトルの通りなのですが、『完全マンツーマンでしかできないこと』についてご紹介させていただきます。
みなさんは『個別指導』や『完全マンツーマン』という言葉を聞いて何を想像されるでしょうか?
ちなみに私は学生時代、某有名な個別指導塾で講師をやらせていただいておりましたが、勤務したばかりの頃はこう思っていました。
(学校や集団授業などについていけなくなった生徒がたくさんいるのだろうな)
しかしながら、その考えはすぐに改めることになります。
もちろん、そういう生徒もいましたが、真ん中くらいの成績の生徒もいれば、目標を旧帝大や難関公立高校、難関私立中学などに定めている成績上位者も多数いたのです。
当塾の場合はどうでしょうか?
ホームページのトップの合格実績にもあります通り、つい2か月前に早稲田大学に合格した塾生がいました。
彼の場合は元々優秀な成績ではあったのですが、いかんせん公立高校に籍を置いていたので、いわゆる早慶上智対策というものが取れていなかったのです。
そのため、当塾で『早慶上智に特化した指導』を長い期間にわたって続けました。
もちろん大前提として、本人のたゆまぬ努力があったことは言うまでもありません。
しかし、そのまま公立高校のセンター試験にフォーカスした指導だけでは、目標の達成が難しかったのも事実です。
中学生の場合だとどうでしょうか?
これは同じく当塾の塾生の先日の学力テストの結果です(塾生本人と保護者様の了承を得て掲載させていただいております)。
個人が特定されるような情報は控えさせていただきますが、学年の人数が200人を超える規模の中学校の2年生の成績です。
彼の場合も同じく、非常に高い目標を持っています。
英語に関して言えば、現在都築先生が担当しており中学2年生にして『センター試験』の課題に取り組んでいます。
・・・というと(帰国子女か難関私立の生徒なのかな??)と思われるかもしれませんが、普通の公立中学に籍を置いている生徒です。
小学校の頃も特別に英語の指導を受けていたわけではなく、純粋に中学校に入学してわずか1年で中学校の内容と高校2年生くらいまでの内容を終えてしまったのです。
数学についても同様で、英語ほどのスピード感ではありませんが、このままいけば夏休みくらいには中学校の内容(『空間図形の応用問題』まで)を全て終える予定です。
当然ですがこのカリキュラムと指導は、学校の成り行きの指導では不可能ですし、集団塾でも厳しいです(都心の大手予備校などは例外ですが)。
先にも申し上げましたが、彼の場合は非常に高い目標を持っているため、数年後までを見据えて計画を立てて、今のところは滞りなくその計画通りに指導を進めることができています。
もちろんですが彼の場合も、大前提として不断の努力があってのこの結果です。
完全マンツーマンの強みはまさにここです。
1000人の生徒がいれば、成績はもちろんのこと、目標や性格も1000通りです。
その1人1人に合わせた指導こそが当塾にしかできない強みだと自負しております。
さて、最後に少しだけ話を脱線させます。
このブログは保護者様だけでなく、塾生やそうでない生徒も見てくれているとのことで、ここから先は中高生諸君に向けて話をさせていただきます。
みなさんは上でご紹介させていただいた塾生の成績を見てどう思ったでしょうか??
(すごいなあ、自分も負けないぞ!)と思ったり、(いつかは同じくらいの成績を取るぞ!)と思ったり・・・まあ色々だと思います。
色んな考えがあって構わないと思います。
目標だって今なくても構いません。
また、どんなに無茶な目標でもいいと思います。
これを書いている私ですが、中学の頃は(中日ドラゴンズに入って1億円プレイヤーになる!)が目標でしたし、高校の頃は(東京に出てバンドを組んでメジャーデビューして、ミュージックステーションに出る!)が目標でした。
でもこの彼の成績を見て,『でも』『だって』『どうせ』で始まる感想だけは持たないでほしいかなと思います。
この接続詞の後に続く文章は、ネガティブなものしかありません。
『でも』⇒部活動が忙しいんだよ。
『だって』⇒学校の先生の授業がわかりにくいんだよ…。
『どうせ』⇒彼は元々頭がいいんでしょ?
部活が忙しいのもはみんな同じですよね?
そして学校の先生の授業は分かりにくい、それはそうかもしれませんが、同じ授業を受けて1番を取る生徒や90点以上を取る友達もいるわけです。
そして確かに彼は元々成績優秀でしたが、そこに満足することなくどんどん先に進んでいきました。
そこは本人の努力と学習姿勢の賜物です。
人間だから時には心が弱くなることもあります。
でも(『でも』を使いましたがこれはいい『でも』です)そんな時、上で挙げた『でも、だって、どうせ』をグッと堪えてみてください。
そして目標ですが、どんなに大きな目標でも構いません。
ただしそれを自分自身が諦めないこと。
他人は関係ありません。
担任の先生が『おまえの成績じゃ無理だ。志望校を変えなさい』と言っても変える必要はないです。
自分が(無理だ…)と思った瞬間にその目標は達成不可能になります。
あなたが(自分にはできる!)と思っている内は大丈夫です。
ただし、それに見合った努力は必要になります。
当たり前の話ですが、それはやるべきことをしっかりとやった上での話です。
目標がなければ努力の必要はありませんが、目標を掲げた以上はそこに向けてしっかりと努力し続ける必要があります。
もし学習に対して分からないこと、不安なことがあればいつでも相談してくださいね!